分散トレーシング
Tempo + Grafana Alloy による分散トレース分析機能です。1 つのリクエストが複数のマイクロサービスを経由する際の呼び出し経路と所要時間を可視化し、サービス間の性能ボトルネックや異常を特定できます。左側の「分散トレ ーシング → トレース分析」から開きます。
トレース分析
ページ上部にはサービス別に集計した 3 つの概要グラフ、下部には検索可能なトレース一覧が表示されます。

| 項目 | 説明 |
|---|---|
| Request Rate(リクエスト数 req/s) | サービスごとのリクエストレート。サービス別に色分けされます |
| Error Rate(エラー数 5xx/s) | サービスごとのサーバーエラーレート。異常があるサービスを把握できます |
| P95 Latency(P95 レイテンシー) | サービスごとの 95 パーセンタイルのレイテンシー。応答が遅いサービスを特定できます |
| Recent Traces(トレース一覧) | 最近のトレースの詳細(Trace ID/サービス/操作/開始時刻/所要時間) |
| Top Service Calls(サービス間の呼び出し関係) | 頻度の高いサービス間呼び出しとそのレート。サービスの依存関係を確認できます |
検索と詳細表示
一覧の上部で複数の条件を指定して絞り込めます。
- Service:サービスで絞り込みます。
- Operation Keyword:操作名のキーワードで絞り込みます。
- Min Duration (ms):指定した閾値を超えるトレースのみを表示し、遅いリクエストを特定します。
- Error Filter:エラーが発生したトレースのみを表示します。
- Trace ID:Trace ID を貼り付けると、下部にそのトレースのウォーターフォール図(各階層の span の所要時間)が展開され、詳細に調査できます。
一覧の Trace ID をクリックしても、そのリクエストの呼び出し全体のウォーターフォール図を表示できます。各 span がどのサービスで時間を要したかを確認してください。

まだ連携していない場合
トレースデータは業務サービス側から OTLP で送信されます。手順は 分散 トレーシングの連携 を参照してください。
補足
分散トレーシングは Kubernetes クラスター構成が対象です。単一サーバー(Docker Compose)構成には現在対応していないため、このページにデータは表示されません。
トレースデータの保持期間は ENV_TEMPO_RETENTION で設定します(デフォルトは 30 日間)。詳細は環境変数を参照してください。